2012年2月20日月曜日

Going To Kansas City

大学の期末試験がずいぶん前に終わった事もあり、大学のサークル、バイト、教習所、遊びなど以外は基本的に家でだらーりと過ごせる時間が増えたので、結構前に買ったブートなんかを再び聴き返す時間もあったりします。そこで今回はThe Whoの「Going To Kansas City」という1975年12月1日のカンサス・シティ公演を収録した有名なブートをご紹介。

「Going To Kansas City」  プレス2CD  録音:AUD/A


Disc1
1, I Can't Explain
2, Substitute
3, Squeeze Box
4, Baba O'Riley
5, My Wife
6, Behind Blue Eyes
7, Dreaming From The Waist
8, Magic Bus

Disc2
1, Amazing Journey
2, Sparks
3, Acid Queen
4, Fiddle About
5, Pinball Wizard
6, I'm Free
7, Tommy's Holiday Camp
8, We're Not Gonna Take It
9, See Me Feel Me
10, Summertime Blues
11, My Generation Join Toghether
12, Road Runner
13, Won't Get Fooled Again


うーん、なんて素晴らしいセットリストなんだ・・・www
TommyとWho's Nextを中心に選曲されているのが分かりますね。四重人格からの選曲が1曲もないのは悲しいですが、あれはあのアルバムの性質上、全曲演奏する事に意味があるので仕方ないと言えば仕方ないですねw

元々、この日の音源は古くからMasterportというレーベルがプレス1CDでリリースしていた抜粋版が高音質で有名だったのですが、1CDという事もあり、全曲未収録の不完全なものでした。
それからしばらくして、2004年か05年くらいになって、Main Streamという別のブートレーベルが全くの別音源でこの日の完全収録版をプレスCDでリリースしたのですが、それがこのタイトルになります。
全くの別音源とはいうものの、当時としてはかなりの高音質。キース・ムーンのバカバカうごめく力強いドラミングが音割れするぎりぎりで収録されています。シンバル類がちょっとうるさいのは否めませんが、キースのドラムが迫力満点に収録されているのは◎と言えるでしょう。ラストのWon't Get Fooled Againのドラムソロは、本当に素晴らしいです!
また、ロジャーのボーカルも冴え渡っていて、元気よくパワフルにどの曲も軽々と歌い上げています。ピートのギターも非常にやかましく、ノリノリで演奏しているのが目に浮かびますwww
ジョンのベースも良い感じに歪んでいて、My Generationのベースソロ含め、全曲で非常に調子が良いと言えますね。どの曲でも彼のベースがグイングイン動いて曲を引っ張っていってます。

The Whoというバンドの特性上、全員が力一杯大音量で演奏する為、少々音が団子状になってしまっている点は否めませんが、それが逆に迫力を生んでいますし、なによりプレスCDで古くから名演の一つと言われてきたライブを高音質なAUD音源で鑑賞できるのは、やっぱりたまりませんね!
割と入手が今でも容易ですし、名盤の割には価格も安い方なので、見つけたら即購入される事をオススメします!!

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