oasisのブートを眺めていると、2000年のツアーはオフィシャルからFamiliar To Millionsというライブ盤がリリースされているので、まぁこのツアーのブートはいらないかぁなんて思ってしまいがちですが、いやいや、名演があるんです。
今回ご紹介するのは、2000年の「Standing On The Soldier Of Giantsツアー」の最後の公演だった8/28のリーズ・フェスティバルでの音源です。そしてこれ、oasisファンにはかなり思い入れの深いライブになっています。というのもこの年は、90年代のoasisの圧倒的な大成功とは打って変わったかのように新作の売り上げが伸びず、世界ツアー自体もメディアに「壮大なリハーサル」と揶揄され、さらにはツアー途中では一時的にノエルがバンドから脱退するなどのトラブルが続発していたからです。こうした状況から「このツアーが終わったらoasisは解散するだろう」という説まで流れていました。
そんな中迎えたツアー最終日のライブがこれです。元々この日のブートは、当時BBCがネットで放送した音源が元になった「We'll Meet Again」、オーディエンス録音の「Live At Leeds」という2つのタイトルが主に有名でしたが、
・「We'll Meet Again」 1CD-R 録音:SBD/A−
①Fuck'n In The Bushes, Go Let It Out, Who Feels Love?の3曲が放送されず未収録。②基本的には聴ける音質ではあるが、ところどころでネット放送音源特有のシャリシャリ音やノイズがあり、あまりにそれが酷いWonderwallはカット。
・「Live At Leeds」 2CD 録音:AUD/B+~A−
①完全収録している代わりにステージから離れたところで録音された為に音質と臨場感の点で劣る
という欠点を抱えていました。今回ご紹介するのは、前者と同じネット音源が元で未収録曲もあるものの、シャリシャリ音やノイズが大幅に無くなっており、Wonderwallも収録されているという改訂版の音源です。サウンドボード音源なので聴きやすいですし、ノイズ問題などがかなり改善されているのはポイント高いです。集中してライブを鑑賞する事ができます。以下改訂版の収録曲です。
1, Supersonic
2, Shakermaker
3, Acquiesce
4, Step Out
5, Gas Panic!
6, Roll With It
7, Stand By Me
8, Wonderwall
9, Cigarettes & Alcohol - Whole Lotta Love - Oh Well
10, Don't Look Back In Anger
11, Live Forever
12, Hey Hey, My My
13, Champagne Supernova
14, Rock 'n' Roll Star (Failed)
15, Rock 'n' Roll Star
内容は今までoasisファンの間で散々語り継がれてきたように本当に熱い演奏です。Supersonicを始める前には、ノエルが「これは葬式なんかじゃないんだぜ!」といってオーディエンスを煽ります(このライブ全編を通してリアムとノエルがライブを盛り上げようとかなり張り切ってますね。リアムのMCも饒舌です)。
そして、一番の聴き所はラストのRock 'n' Roll Starでしょう!まずは曲前のMCで「俺たちは帰ってくる。それがいつか、それがどこかは分からない。けれど俺たちは戻ってくる!」と解散を否定!さらにいつも通り演奏を始めるのですが、50秒過ぎたあたりで急にノエルが演奏を止めます。そして「おい、これがこのツアーのラストソングだぜ?もっと盛り上がれよ!」と観客を煽って、もう一度頭から演奏を再開します。これがかなり勢いのある演奏でたまりません!あまりにすごい勢いで曲に突っ込んだ為にギターソロ前の場面でノエルが曲構成を間違えそうになりますが、そんなのおかまいなしに突っ走ります。さらにノエル、アウトロではシャウトまでしてます。普段ライブで感情を爆発させる事がない人なので、よっぽど演奏に興奮してたんでしょうね。
この改訂版の音源、まだブートCD化されてはいないようですが、ぜひしてもらいたいですね。ファンなら必聴の激熱ライブです!現段階では「We'll Meet Again」の入手が割と容易ですのでオススメしておきます。未収録曲やノイズはあるものの、基本的には聴ける音質です。
●参考画像
・「We'll Meet Again」
・「Live At Leeds」
人生は波乱なり。日々をRockに捧げるとある男のブログです。 Oasisのブートを中心にレビューしていきます。右のカテゴリーから、ブートに収録されているライブの年号や他のアーティストを選んでください。
2012年8月28日火曜日
2012年8月19日日曜日
Trouble Star
1998年に3rdアルバムBe Here Nowの世界ツアーを終えると、バンドは休暇に入りました。そしてここからoasisに取っては少し辛い時期が始まる事に・・・。
まず、今までoasisを支えてきたボーンヘッドとギグジーの2人がまとめてバンドを脱退する事が発表されました。そこまでテクがあるわけではないですが、デビュー前からギャラガー兄弟と行動を共にしてきた彼らの脱退は痛いものです・・・。
そしてプライベート面でもゴタゴタが。リアム・ノエル共にこの時期に離婚を経験しています。
こんな混乱の中ではあったものの、とりあえずニューアルバムの製作に乗り出さねばならんということで、ノエルはあらかじめある程度録音してあったボーンヘッドとギグジーのパートを全て自分で録音し直します。そしてその後、新たなギタリストとしてゲム・アーチャーが、ベーシストにあのRideのリーダー、アンディ・ベルが加入しました。
こうして発売された4thアルバム「Standing On The Shoulder Of Giants」は、2000年2月に発売され、UKチャート一位を獲得。SEやシンセを目立たせたサウンドは今までのoasisにはない目新しい感じのサウンドでした。しかし、なにか上手くいってない・・・。そんな暗い雰囲気が漂うこのアルバムは、チャートでは一位を取ったものの、今までの3枚のアルバムと比べて売り上げが大きく下回っていました。後にノエルはインタビューでこの時期の事を「本当に作曲意欲が失せていた最悪の時期」と語っています。
そんな中、ツアーがスタート。新生oasisはここ日本からワールドツアーを開始します。前置きが長くなりましたが、今日ご紹介するのは、その中で「悪夢」と言われる公演を収録したブートです。
「Trouble Star」 2CD-R 録音:AUD/A+
Disc 1
1, Fuckin' In The Bushes
2, Go Let It Out
3, Who Feels Love?
4, Supersonic
5, Some Might Say
6, Acquiesce
7, Noel MC
8, Sunday Morning Call
9, Where Did It All Go Wrong
10, Gas Panic!
Disc 2
1, Roll With It
2, Stand By Me
3, Wonderwall
4, Cigarettes & Alcohol
5, Live forever
6, Don't look back in anger
7, Helter Skenter
8, Outroduction
2000年来日ツアーは福岡公演を収録したブートです。このジャケとタイトルでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ついにリアムが日本公演でもやらかしました・・・。一曲目からリアムの声の調子がおかしいです。Some Might Sayに至っては、ほとんど歌えていません。続くAcquisceでもボーカルはボロボロ。そして1回目のサビが終わった後、聴こえてくるのはノエルのボーカル・・・。そう、リアムがステージを降りてしまったのです。この曲の後、ノエルは「The singer lost his voice.」とMCで謝罪しています。一方ライブのプロモーターは「リアムは休憩してるだけでまた後で出てくる」と弁解しており、両者の食い違いからも会場の混乱が分かります。
その結果、Acquiesce以降の全ての曲はノエルが代わりに歌うことに。その後のライブでセットリストから外されることになるSunday Morning CallやWhere Did It All Go Wrongが高音質で聴けるのはありがたいですが、いかんせんバンドの雰囲気がよろしくありません。他にもGas Panic!やCigarettes & Alcoholのような本来リアムボーカルの曲も含めてちゃんと最後までやりきるのはノエルらしいですが、まぁ、お世辞にも素晴らしい出来とは言えません・・・。
さらに辛いのはライブが全部終了した後のプロモーターの説明。「リアムは最初から体調が悪かった。けど、他のメンバーが1時間以上演奏を頑張ったのでもう終わりにします。」的な呆れた言い訳をしとります・・・。しかもさっきと言ってること違うし・・・。当然会場のオーディエンスは不満爆発。「さっき出てくるって言ったじゃん!」という声も聴こえてきます。
というわけで、2000年来日ツアーの一つを高音質オーディエンス録音で聴けるのはありがたいですが、いかんせんライブの雰囲気が悪すぎていまいち好きになれないブートです。リアムよ・・・。
まず、今までoasisを支えてきたボーンヘッドとギグジーの2人がまとめてバンドを脱退する事が発表されました。そこまでテクがあるわけではないですが、デビュー前からギャラガー兄弟と行動を共にしてきた彼らの脱退は痛いものです・・・。
そしてプライベート面でもゴタゴタが。リアム・ノエル共にこの時期に離婚を経験しています。
こんな混乱の中ではあったものの、とりあえずニューアルバムの製作に乗り出さねばならんということで、ノエルはあらかじめある程度録音してあったボーンヘッドとギグジーのパートを全て自分で録音し直します。そしてその後、新たなギタリストとしてゲム・アーチャーが、ベーシストにあのRideのリーダー、アンディ・ベルが加入しました。
こうして発売された4thアルバム「Standing On The Shoulder Of Giants」は、2000年2月に発売され、UKチャート一位を獲得。SEやシンセを目立たせたサウンドは今までのoasisにはない目新しい感じのサウンドでした。しかし、なにか上手くいってない・・・。そんな暗い雰囲気が漂うこのアルバムは、チャートでは一位を取ったものの、今までの3枚のアルバムと比べて売り上げが大きく下回っていました。後にノエルはインタビューでこの時期の事を「本当に作曲意欲が失せていた最悪の時期」と語っています。
そんな中、ツアーがスタート。新生oasisはここ日本からワールドツアーを開始します。前置きが長くなりましたが、今日ご紹介するのは、その中で「悪夢」と言われる公演を収録したブートです。
「Trouble Star」 2CD-R 録音:AUD/A+
Disc 1
1, Fuckin' In The Bushes
2, Go Let It Out
3, Who Feels Love?
4, Supersonic
5, Some Might Say
6, Acquiesce
7, Noel MC
8, Sunday Morning Call
9, Where Did It All Go Wrong
10, Gas Panic!
Disc 2
1, Roll With It
2, Stand By Me
3, Wonderwall
4, Cigarettes & Alcohol
5, Live forever
6, Don't look back in anger
7, Helter Skenter
8, Outroduction
2000年来日ツアーは福岡公演を収録したブートです。このジャケとタイトルでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ついにリアムが日本公演でもやらかしました・・・。一曲目からリアムの声の調子がおかしいです。Some Might Sayに至っては、ほとんど歌えていません。続くAcquisceでもボーカルはボロボロ。そして1回目のサビが終わった後、聴こえてくるのはノエルのボーカル・・・。そう、リアムがステージを降りてしまったのです。この曲の後、ノエルは「The singer lost his voice.」とMCで謝罪しています。一方ライブのプロモーターは「リアムは休憩してるだけでまた後で出てくる」と弁解しており、両者の食い違いからも会場の混乱が分かります。
その結果、Acquiesce以降の全ての曲はノエルが代わりに歌うことに。その後のライブでセットリストから外されることになるSunday Morning CallやWhere Did It All Go Wrongが高音質で聴けるのはありがたいですが、いかんせんバンドの雰囲気がよろしくありません。他にもGas Panic!やCigarettes & Alcoholのような本来リアムボーカルの曲も含めてちゃんと最後までやりきるのはノエルらしいですが、まぁ、お世辞にも素晴らしい出来とは言えません・・・。
さらに辛いのはライブが全部終了した後のプロモーターの説明。「リアムは最初から体調が悪かった。けど、他のメンバーが1時間以上演奏を頑張ったのでもう終わりにします。」的な呆れた言い訳をしとります・・・。しかもさっきと言ってること違うし・・・。当然会場のオーディエンスは不満爆発。「さっき出てくるって言ったじゃん!」という声も聴こえてきます。
というわけで、2000年来日ツアーの一つを高音質オーディエンス録音で聴けるのはありがたいですが、いかんせんライブの雰囲気が悪すぎていまいち好きになれないブートです。リアムよ・・・。
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