2012年6月17日日曜日

Be Here Now Live '97 Act.11

お久しぶりです。しばらくブログの更新が出来ませんでした。今回は久々にoasisのブートを取り上げたいと思います


「Be Here Now Live '97 Act.11」  2CD-R  録音:AUD/A+


Disc 1
1, Be Here Now
2, Stay Young
3, Stand By Me
4, Supersonic
5, Some Might Say
6, Roll With It
7, D'You Know What I Mean?
8, Magic Pie
9, Don't Look Back In Anger

Disc 2
1,Wonderwall
2, Live Forever
3, (Its Getting) Better Man!!
4, Champagne Supernova
5, Fade In/Out
6, All Around The World
7, Acquiesce


 1997年にリリースされた3rdアルバム「Be Here Now」に伴う世界ツアーは、9月8日のオスロ公演からスタートしましたが、今回ご紹介するブートは、9月23日の英国シェフィールド公演を収録したものでございます。
 シェフィールド公演は2日間行われ、2日間とも音源がリリースされていますが、初日22日の方の音源の音質が悪い一方、23日の方の音源は非常にクリアで安定した音質で聴きやすいです。多くのoasisブートファンの間でも、この日の音源はBe Here Nowツアーにおける代表音源の一つとされています。低音から高音まで綺麗に録れています。観客の歓声もものすごいです。
 パフォーマンスの方も文句ないです。ツアー序盤なので、リアムの声の調子も良いですし、テンションも高いです(リアム自身相当ノッていたのか、早くも5曲目の「Some Might Say」のアウトロでマイクを殴り倒してボコボコ蹴ってますw)。そして他のメンバーも、このツアー独特のかなり重厚なサウンドをバッチリ聴かせてくれます。やっぱりこの時期のネジが外れてぶっ飛んじゃってるようなテンションのoasisのライブは聴いていて本当にゾクゾクしますね(アホみたいな量の酒やドラッグのせいもあるのでしょうが)。本人達のノリが全く違います。この時期はブリットポップを通じてブリティッシュ・ロックの頂点に上り詰め、良い意味で彼らが調子に乗ってる時期ですし、2000年以降のoasisにはちょっと見られない雰囲気ですw

 欠点を挙げるとすれば、まず一曲目の「Be Here Now」の2:20辺りから別音源に数秒間だけ切り替わります。これは、このブートの元になった別のブートでここの部分が欠落していた為で、新たに別の音源を補填して欠落を埋めています。補填した箇所はさすがに聴いていてすぐに分かりますが、つなぎ目は丁寧ですし、補填に使われた音源も音質良いので、聴いていてストレスを感じる事はないでしょう。
 また、ほぼ全ての曲間に一瞬ですがカットがあります。これは録音者のマスターもそうなっていたのでしょうかね?真相は分かりませんが。

 個人的なオススメトラックは、Stay Young, Roll With It, D'You Know What I Mean?, Champagne Supernova, Fade In/Out, Acquiesceですね。特にリアムのノリの高さが感じられます。


 長らく廃盤になっていたこのブートですが、最近再発されたようで、入手が容易になりました。CD-Rブートですが、内容はかなり良いので、見つけたら即購入する事をオススメします!